上田/坂城(長野) 太郎山(1164.5m)、虚空蔵山(1077.0m) 2017年11月11日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:15 太郎山裏参道登山口−−8:08 太郎神社(林道終点) 8:17−−8:21 太郎山−−8:26 太郎神社−−8:35 尾根に乗る−−9:28 虚空蔵山−−10:22 太郎神社分岐(廃林道に乗る)−−10:30 裏参道(林道)−−10:47 太郎山裏参道登山口

場所長野県上田市/埴科郡坂城町
年月日2017年11月11日 日帰り
天候曇時々雨→曇時々晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場太郎神社裏参道入口(登山口)付近に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無虚空蔵山東側の城跡で岩が出てくる。難易度は低いが直登、トラバースで足元注意
山頂の展望2山とも展望が開ける
GPSトラックログ
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コメント東側の太郎山林道から参道(林道)経由で太郎山に登り虚空蔵山を往復。前線通過で朝方は雨だったが意外に早く上がってくれた。時間経過と共に稜線のガスも晴れて最後は展望を楽しめた。この稜線には何か所からか登山道が上がっている




東太郎林道入口の看板。でも登山口までOKだった 登山口直下に土砂押し出しがあった(通行可能)
太郎山登山口(裏参道) 登山口より少し上部に駐車
登山道は林道だった。車止めあり 林道の途中に民俗伝承の案内あり
太郎神社までの距離 林道は良好
標高910mの水場 標高980mの水場
木の種類の案内板が多い 1060m鞍部で尾根に乗る
1060m鞍部から見た太郎山 1060m鞍部の標識
1060m鞍部で尾根道が分岐 林道終点が太郎神社入口
付近のルート案内図
太郎山へ向かう 神社手前の一段下がったところにも鳥居
太郎神社。なぜか極小の鳥居あり 地元が多い
神社は山頂ではなくさらに奥へ 太郎山山頂
展望案内図。晴れていれば北アが見えるはず 坂城市街方面
神社に戻り南を巻く踏跡に入る 虚空蔵山への尾根合流が西峠
比較的新しい倒木 1040m鞍部で南(秋和)へ分岐あり
1040m鞍部を西へ 1069m標高点手前の案内
桑の木。放置すると巨大化するようだ 970m鞍部から西を見ている。獣道?あり
1073m峰の登りで岩っぽくなる 雲がかかって先の様子が見えない
1030m付近で大きな岩を南から巻く 岩の上から太郎山方面を見ている
1073m峰。亀井城跡だった 1060m峰。積城跡だった
1040m鞍部で南へ道が分岐 虚空蔵山直下の岩場
虚空蔵山山頂。開けている 虚空蔵山から見た上田市街地
虚空蔵山から見た太郎山方面 アクアプラザ上田
カモシカに遭遇 やっとガスが切れてきた
稜線北側の送電線 1069m峰付近の開けた場所。岩あり
岩の上から上田市街地を見下ろす
再び西峠へ。左の廃林道へ進む さらに林道が分岐。ここは直進
直進方向の林道 大峰コースの案内あり
林道終点 林道終点から数10mで裏参道に合流
登山口到着


・この日は寒冷前線の通過で朝は雨の予報だったため藪を避けて登山道のある山へ。上田で登り残しの太郎山、虚空蔵山へ向かった。

・太郎山は地元民に親しまれる山。虚空蔵山は太郎山と尾根で繋がったお隣の山で登山道あり。

・地形図を見る限りでは北側の林道(太郎山林道?)が一番高度を上げられるので労力削減できそうだがマイカーで通行可能か不明なこと、グーグルアースの画像ではダートで雨の中では泥濘があったら普通車ではまずいので、今回は常識的に東側の林道(東太郎林道)から登ることにした。この林道の途中から太郎山登山道が延びている(裏参道)。

・東太郎林道入口付近には通行止めの看板が出ていたが車が通れる幅が空けてあり、どこまで入れるかの記述も無かったので入れるところまで車で入って、あとは歩くことにした。しかし実際は太郎山登山口まで入れた。登山口直下で小規模な土砂押し出しがあったが、今は車の通行が可能な程度に片付けられていた。大雨が降るとまた土砂が流れ出して道を塞ぐ可能性大。工事は来年以降か?

・出発時は雨は止んでくれたが、濡れた木から水滴が落ちてくる状況。でも空には部分的に青空が見えている。雨具を持って出発。やや風が出てきた。

・登山道は太郎神社参道を兼ね、人が歩く道ではなく林道だった。入口には施錠された鎖が掛かっている。

・林道の路面状況は良好。神社への資材搬入で今でも車の利用があるのだろう。でも結構な傾斜で軽トラ専用道路か。

・林道脇には色々な木の種類の解説板あり。また、地元の伝承が書かれた案内も各所にあった。

・林道が尾根に乗ると(1060m鞍部)登りは終わって横移動へ変わる。ここに太郎山近道の案内が登場し、尾根上に細い踏跡が上がっていたが冷たい北寄りの風を避ける意味もあって林道を進んだ。林道は稜線の東を巻くように付いている。なお、1060m鞍部には右へ巻くような細い踏跡入口があったが案内標識は出ていなかった(帰りはここに出てきた)。

・林道終点が太郎神社。大きく立派な鳥居が目印。トイレもある。ここで再び雨が降り出したのでゴアを着用。寒さ除けにもちょうど良かった。北風が当たると気温が低下、+4℃くらいに風があったので体感温度はめちゃくちゃ低かった。

・地図をまともに見ていなかったので神社は山頂にあるものだと勘違いしていたが、北西側のピークが山頂だった。逆戻りするように尾根上を進んで太郎山山頂へ。

・太郎山山頂は樹林が開けた平坦地で西側の展望がいいが、残念ながらまだ雲が多くて視界は狭かった。晴れていれば北アルプスまで見えるだろう。

・山頂から虚空蔵山へと尾根上を向かう道の入口が見当たらなかったため、一度神社に戻ってトラバースするような細い道に入った。なお、この道には案内標識は出ていなかったが、神社に立っていた案内地図では神社から尾根へと太郎山を巻くように付けられた道が書かれていた。この地図の道が薄い道であった。虚空蔵山へ繋がる尾根に出るまでは標識は一切現れなかった。

・尾根上に出ると虚空蔵山方面、太郎山山頂方面、太郎山西側を巻くルート、緑ヶ丘に下るルートの交差点。当然ながら虚空蔵山方面に向かう。なお、案内地図によるとここは西峠と呼ばれるらしい。

・登山道はちゃんと存在するが、この秋に襲来した台風の影響か、倒木が道を塞いだままの場所があった。幹の途中から折れたり根元から倒れたりとかなりの風が吹いたと思われる。

・尾根に出た場所から虚空蔵山間では北側に降りる道は見当たらなかったが、最低鞍部付近はすぐ下に見えている送電線へ続いていそうな細い獣道?があった。林道は送電線直下にあるはずで、送電線はかなり近くに見えているのでもしマイカーで入れるようならかなり楽ができそうだ。

・虚空蔵山手前の偽ピーク2つは岩混じりのピークで城跡だった。最初の岩は南を巻いて登る。フィックスロープあり。展望良好。次の岩はもっと小さくデコボコが多いので尾根上を直登する。

・虚空蔵山山頂は樹林が開けた場所で展望良好。眼下に上田市街地が見える。徐々に天候が回復してきて山に掛かっていたガスが切れ始めた。それまで断続的に降っていた小雨も止んだ。

・西峠までは往路を戻る。その先は山頂西側を巻く廃林道へ入る。標識では「林道太郎山線」と書かれていた。これは山の北西側を通る林道のことらしかった。

・廃林道は緩やかに下っていき、途中で左へ林道が分岐。送電線沿いの林道と繋がっているらしい。僅かに轍があるが普通車で入るのはちょっと・・・の状態。そちらへは入らず直進する。

・やがて林道は終点。その僅かに先が往路で歩いた林道(裏参道)で、林道が途切れた距離は2,30mくらい。林道終点から踏跡が延びて往路の林道へ。

・あとは林道歩き。天気が回復してきたので登山者とすれ違う。まともな山なので若者の姿も。

・登山口に戻ると車が2台増えていた。車に乗り込んで林道を下っていると歩いて登ってくる人の姿も。あの林道入口の看板を見て歩いてきたのだろう。

 

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